申込みと契約の違いとは

スタッフからのお知らせ・日記 2016.05.28

申込みとはオフィスを借りる意思があることを知らせることです。
その後は、申込みの順番によって交渉ができるようになり、業者側の査定を通って初めて契約となるのです。
つまり、申し込みは契約の下準備に過ぎず、場合によっては、契約に至らないで終わってしまうと言うこともあり得ます。

もう1つ重要なことは、申込みには法的拘束力はありませんが、契約には、それがあるということです。
そのため、申込みの時点であれば、キャンセルをしても問題はありませんし、それで責め立てられた場合は相手の非ということになりますが、契約後のキャンセルは、キャンセルされた側に賠償を求める法的な根拠が生じます。

そのため、借りる側の場合、申し込んだオフィスよりも良い条件のオフィスが見つかったのであれば、申し込みの時点で現在のオフィスをキャンセルしても問題はありませんが、契約後にキャンセルを行うと、オフィスの所有者から訴えられる可能性が生じることになります。
このようなトラブルを引き起こさないためにも、事前のオフィスの調査は綿密に行っておきましょう。

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