クリニックの開業について
都心部でのクリニックの開業や移転で物件を探す種類としましては大きく２つに分かれます。
それは、【一戸建て物件】か【ビルイン物件】かです。
どちらが良いかと言いますと、どちらにもメリット、デメリットがあります。
一戸建てのメリットは自分の理想に近い間取り・内装・設備で作れることですが、デメリットでいえば、都心部に一戸建てで賃貸できる物件がほぼ無いことと、土地を賃借、購入するにしても相場が高く開業する場所の確保にそれなりの金額がかかるというとこでしょう。
逆に、ビルイン（ビル内の一部、もしくは全部を賃借すること）のメリットはと言うと、都心部にはビルが多いことと、一戸建てに比べて場所の確保に関する費用（契約金等）が抑えれる点です。
ただし、デメリットとして、間取りや設置できる設備がビルごとに決められている為、自分の望む物件数が限られてしまうことです。
では、どうすれば自分の理想の間取り、設備等の物件に辿りつけるかというと、まずは開業に関してしっかりと必要な条件（間取り、設備、家賃、初期費用、立地等）を明確にすることから始めることをオススメします。
物件の内覧に行くにしても、不動産屋に具体的な条件を伝えれなければ、自分の理想外の物件を無駄に見ることになり、余計な時間がかかります。
また、必要な設備（トイレやレントゲン室の設置等）の具体的な寸法等を把握しておかないと、気に入った物件が見つかっても必要な設備の設置ができなくて断念するなんてこともあります。
そうならないように事前に開業のイメージを固めておけば、上記のようなことにもならず、前もって希望立地の競合医療の調査などもできます。
もし、イメージの固め方にお悩みでしたら、医療専門のコンサルタント会社や店舗専門の不動産屋に相談してみましょう。
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